3度目の正直。

付き合い始めて最初のバレンタイン。
うちには電子レンジがなくて、どうしようかなー・・・と考えているうちに、当日が来てしまった。
何を血迷ったか、

「こっそり忍び込んで電子レンジ借りればばれないんじゃね・・・?」

という確信を得てとりあえず材料を買ってガリクソン宅に忍び込んだ。
カップケーキを作ったのだけれど、レンジにインするまでは良しとして、
焼きあがるにつれて漂う香ばしい匂いで眠りから覚めそうなガリクソン。
お願い、神様もう少しだけ・・・もう少しだけ彼を眠りから覚まさないで!!!
私の切なる願いを神は聞き入れることもなく、響き渡る焼き上がりの「ピーピー」音に目覚める彼。

目があった時すごく気まずかったのは言うまでもない。

「さすがに・・・当日彼氏んちで作るってどうなの・・・」

怒られるでもなく白けた目で上の言葉を吐かれ、リベンジを誓ったのだった。


そしてやってきた二年目。
「前回の教訓を生かさない」という信念のもと、
私はまたもや当日まで「なんとかなるっしょ、」と思って何の行動もとらなかった。

おまけに、前日に飲みすぎたせいで、夕方まで起き上がることもままならないほどの2日酔い。
夕方やっと起き上がって、生チョコを作るも、時間がなさ過ぎて全然冷やせなかったので、
でろでろのよくわからないものになってしまった・・・。

一応は作ってきたことに喜びを表した彼だったが、
箱を開けて、「えっ。」と一言漏らしたっきり絶句した。

「なんか、運んでる間に潰れちゃった・・・かな?テヘ」

と一応言い訳してみたものの、すごい蔑みの視線を返されただけだった。



しかし、。



それはすべて、今年への布石だったのだ!!!
さぞかし私のことを「やる気も料理の才能もないやつ」と見下していることだろう!!
でも私は変わったのだ!!!
というより、就活が嫌すぎて、あんなに面倒くさかったお菓子作りすら楽しくて仕方がなくなったのだ!

ではお見せしよう。今年の私の力作。
FxCam_1324723443460.jpg
でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。


kukki.jpg
縦からもでーーーーーーーん。

すごくないっすか?
あのめんどくさがり屋の私が、アイシングまでやっちゃって。似顔絵まで書いちゃった。

今年もどうせろくでもないもんなんだろうな、とはなから期待していなかった奴は、
めっちゃ驚いていた。どやっ。
そして喜んでいた。やっとまともな奴が来た、と。

来年はもっとかわいいのが作れるように頑張ります。
3年目からが本気の女、rokaでした。


やっぱり江戸が好き!

  • Day:2012.02.13 14:00
  • Cat:
ここ最近、ESやセミナーばかりで荒んだ生活をしております、rokaです。
あーーーーもう、とりあえず企業は私を採ってくれよ!悪いようにはしないからさあ!ねえねえ!
といった心境です。

私は、第一志望が出版社なのですが、出版は今がESのピークです。
ちょっと前に出したもので、不採用通知が来たものもあります。
こんなに本が好きなのに・・・何故だめなの?私の人間性が屑だから?

と、落ち込んだりもしますが、そんなときの私の頓服は、やっぱり本だったりするのです。

もともと、江戸の人情もの小説が好きで、高田郁さんや和田はつ子さんなんかの本はよく読んでいたのですが、
最近、貪るようにして耽読しているのが、山本一力さん。

いつも読むたび江戸の人々のまっとうで懸命な生き方にはっとさせられます。
これぞ日本の心、といったようなわびさびさえ感じてしまいます。

梅咲きぬ (文春文庫)梅咲きぬ (文春文庫)
(2007/09/04)
山本 一力

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なかでも一番のお気に入りがこちら、「梅咲きぬ」
深川の老舗料亭の女将「秀弥」と娘「玉枝」の細腕繁盛記です。
たくさんの生き方の教訓が詰まっている。そのへんの啓発書より全然ためになる。



・つらいことを悲しんでもいいが、悲しがっている自分を悲しんではいけない。悲しみから抜け出せなくなるから。

・たとえ相手に非があっても、直接的な言葉でなじってはいけない。相手にだって、今まで培ってきたプライドがあるから。

・身分不相応に派手な身なりはみっともない。世間様に笑われるだけでなく、暖簾にも傷がつく。でも、小汚かったりだらしない身なりはもっといけない。



昔の人が日本的美といわれるつつましやかさ、謙遜の心、一本筋の通ったものの弁え方を良しとしていたのには、
全部理由があるのだな、と思った。現代でも十分応用可能な先人の知恵ばかり。
ただ、習慣だけが残り、「なぜそうしなければいけないのか?」を考えなくなってしまったから、
昔のやり方はまどろっこしい・・・そんなに謙遜ばかりして自分を殺すのは現代風じゃない、と思ってしまうのだと思う。
今日からでも実践できることばかり。
「なんで自分は出版社受からないの?かわいそう」と自分をかわいそうがるのはやめにしようと思いました。

苦しい1日。

  • Day:2012.01.16 18:29
  • Cat:映画
本当に大切にしたい人が、心底悩んで苦しんでいるとき
結局かける言葉はありふれた陳腐なものになってしまう。



「牛乳の中にいる蠅 その白と黒はよくわかる どんな人かは 着ているものでわかる 天気が良いか悪いかもわかる 何だってわかる 自分のこと以外なら」

フランソワ・ヴィヨン「軽口のバラード」



ガリクソンと久しぶりに映画を観に行きました。
園子音監督のヒミズ。原作の古谷実のヒミズを読んでおもしろいと思っていたのだけれど、
だいぶ内容が変わっているということで、どんなもんかなーと観に行った。
感想としては、すごく面白かったのだけれど、
ずいぶんヴァイオレンスになっていたし、今回の震災と絡めているのはテーマが違うんじゃ?
という感じで腑に落ちない部分もいくつかあった。最後の落ちも、原作に忠実にしてほしかった・・・。



言いたいのはそんなことではなくて、
主人公は「生きる」ってなんなんだろう、「自分」ってなんなんだろう、と苦悩していた。
もうそれはがむしゃらに、まっすぐに、時にはまっすぐすぎて暴力的なまでに、もがき苦しんでいた。
それまで、自己分析って割と得意、なんて思っていた私が、就活が始まったとたんに「自分」がなんなのか分からなくなった様から、すごく共感できた。ああ、自分っていったいなんなんだろうね。


話は変わり、お昼にドキュメンタリーをたまたま観た。
震災後1年を控えて、そういうドキュメンタリーを毎週これからやるようだ。
今回のは、福島で一人自給自足生活を営む老人の話(前篇)だったのだが、
やはり、事実は小説より奇なりじゃないけどこれは・・・ガツンときた。

クリスチャンの母のもとで育ち、戦争で友を目の前で亡くし、子供たちの笑顔のために生きようとした
おじいさん。信条は宮沢賢治の「アメニモマケズ」。65歳で大工を引退し、東京から福島に一人引越し、老人と子供の
楽園を作ろうと夢見る。しかし、NPO法人と名乗る団体にその善意に付け込まれ、約2400万を貸すが、
逃げられてしまう・・・。すべての財産を失ったおじいさんは、80歳の体で、ひとり自給自足をしている。
お金が無くなり、子供たちのために行ってきた幻燈も開催できなくなるが、地元の小学校の協力もあって
また開催することができた。そんな矢先に福島を地震が襲う・・・。


今回はこんな内容だった。
おじいさんは、「いいことをしていたら、悪いようにはならない」と母に教えられ、何十年もその教えに従ってきた。
NPOに騙されたことを悟った時、どんな気持ちだったろう。
夜、苦しくてむなしくて、どうしようもないときは紙に戒めを書きなぐる。
そして破り捨てるを繰り返す。
どうして神様はこんなにも懸命で誠実な人にここまでの仕打ちをするんだろう。

また話は変わって、今ガリクソンは悩んでいる。
理由は個人的な話なので、割愛するが全く将来が見えないのだ。
帰り際立ち寄ったカフェで何気なく私が問うた一言からずるずると芋づる式に話してくれた。
きっと悩んでいたけれどタイミングや空気を考えて話せなかったのかな、と思う。
何かアドヴァイスをしようにも、本当に八方ふさがりな状況でかける言葉が見つからなかった。
私はバイトの時間が迫っていたし、「とりあえず、帰るか・・・。」としか言えなかった。

バイト中、悶々と考えたのだが、こういう時なんて言ったらいいんだろう。
どんな言葉を考えても、陳腐な慰めになるような気がする。
前述のヒミズの住田君も、おじいさんも、彼氏も、苦しくなるくらい考えて悩んでいる点で優劣はない。
生きているうちはみんな悩まなくちゃいけない。くだらない悩みもあれば、発狂したくなるくらい苦しい悩みも。
生きるって、つらいね。
もしもそれぞれに近しい立場だったとして、私は本当にありきたりなことしか言えなくて、
本人は「同情するなら金をくれーーー!!!」な心境になると思う。

悩んだ挙句、メールしたのは、「お前はもう孤独な童貞野郎じゃない。この私が味方だ」
「つらくなったら私のおなかをモミモミしていいから、受験の時みたいにならないで」といったものだった・・・。
なんかもう、西野カナもばかにできないようなあほみたいなことしか言えない自分が悲しい。
難しいなあ。

そしてこの記事も何が書きたいのかわからなくなってきたww
いろいろ纏めすぎた。でも纏めざるを得ないくらい色々と考えさせられた1日だったということです。はい。



やっぱりニューレイヴがすき。

  • Day:2012.01.16 03:36
  • Cat:音楽
「俺はもうこういうるさいの聞けないわー」

~ガリクソン(彼氏)に言われてむかついた言葉全集 5巻第三章「趣味」の項目より引用~

なんちゃって。

うちにたまたま友達が置いて行った「bloc party」のCDを見て言われた言葉。
私も別にブロックパーティーはそんなに好きじゃないけど、
「俺もうその段階はソツギョウしてるから」てきな発言がむかついた!
ソツギョウが「卒業」じゃなくて「ソツギョウ」っぽいニュアンスなのが分かっていただけるでしょうか・・・。

私「別に私のCDじゃないし。」
ガ「じゃあ最近何きいてんの?」
私「PCないからDLできないし、なんにも聞いてない」(この会話当時PCを持っていなかった)
ガ「まじかー昔はvan sheとか聞いてたじゃないっすかwww」

ここで奴は二度目の墓穴を掘った。
聞いてたじゃないっすかにwwwが明らかに含まれていた!!あざけられてる!!
自分だって、私がvan sheのCD貸したらいいねとか言ってたくせに!!!

人って成長していくにつれて、昔はめっちゃかっこいい!と思って聞いてたものが、
かっこよく思えなくなっていくものなんだよね。それって私は
「うわーこんなんイイと思ってたのか・・・」と恥ずかしく思うと同時に、
もうその時の気持ちに戻れないって意味で、悲しくなるんだけどな。
奴はわかっとらん。そういう曲を経て今の自分があるのに。

ちなみに私が一番「うわーry」と思いながらも懐かしい曲。
ガリクソンも通ってきている。


でも私とガリクソンは比較的似たような音楽遍歴をたどってきていたので
(私世代には多いかもしれない HIPHOP→メロコア青春パンク系→洋楽→カプセルとかの和エレクトロ→洋エレクトロとかの流れ。個人的に懐かしくて楽しいので、続き記事にでも載せようかなw)
ここで分岐してしまうのが少し悲しかったりもする。




ところで、やっとPCを手に入れた私は、せっせとCDをかりたり買ったりしてはインスコしているのですが、
テクノやなんかのも借りてはいるのですが、あのころのような感動がないのです。
うわーこういうの聞きたかったんやーーー!!みたいな。
なんとなくモジュラーからは何か出てるのかなと探してみると、そのレンタルCD屋さんには
ニューレイヴのコーナーがあった。
へーこんな人いるのかーとか思いながらなんとなしに借りてみて、かえって聞いてみるとやっぱりイイ!!
時代遅れなのかもしれないけど
(いや時代遅れなのかどうなのかさえ分からないくらい昨今の音楽情勢についていけてない)
私にはニューレイヴはまだまだ耳に楽しい音楽です。







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鏡の迷宮

ごめんなさい、最近の記事は全くと言っていいほどものづくりとは関係ありません。

これからの四半世紀がこの半年弱で決まるのかと思うと
なんだか身動きがとれません。常に焦燥感に駆られていて、
関係ないことをしていると、「そんなんじゃ後悔するぞ!」と
頭の中の私が急き立ててきます。

正解が存在する分、受験のほうが楽なんじゃないかなんて愚痴りたくなる始末。
自分の大事なことに関しての闘争心は人一倍強いはずなのに、圧倒的な数字の前でただただ竦んでいます。

maze


まるで、鏡の迷路に迷い込んだように、人生に迷ってるなーと。
ああ、私はどういう人間なんだろうか。
自己分析をすればするほど自分のことがわからなくなっていく。

先日、ゼミのOBさんたちと飲む機会があって、
ESも添削してくれるとのことだったので、強みなんかを書いて持っていきました。

ない中で絞り出した自分の強味を「好奇心」「行動力」なんかで表して持って行ったのですが、

「別に君のES読む限りは好奇心旺盛だとか、行動力があるなーなんてひとかけらも感じないよ」

と言われてしまいました。

OBさんの前なのに、楽しい酒宴の席なのに、半泣き。
じゃあ、わたし、何を売り出してけばいいのさー;;
確かに、わかるんです。今までの生い立ちはその辺の就活生より数奇だとは思うし、
それは行動力と表せるかもしれない。でも、
行動したくてやってるというか、成り行きで、振り返った結果、
「結構、行動してたんだな」
とか、好きなことをやった結果、
「他人から見たら好奇心旺盛に見えるかもな」
というたぐいのもの。

それはあくまでオプションであって、それを主体として動いてきた人生ではない。
では、原動力ってなんなのか。。。。

わからなくなって、洗いざらい、いままでおこった人生のこと、OBさんに話しました。
そしたら一言
「rokaちゃんは、『何かを表現したくて、それをほかの人に見て貰いたい、認めてもらいたくてたまらない!!』って感じがする。行動力や好奇心って、自分を表現するためならどんな苦労も厭わない、のどんな苦労の部分が
たまたまそういうアクションだっただけって感じがするよ。君はその尖った自分を前面に出していったほうが、
面白い。」
と、言われました。

なんだか、目から鱗が数年ぶりにぽろり。

ああ、私ってそうだったんだ。
すべての原動力は自分を表現したい部分にあったんだな。

「独りよがりを人に共感させる力」

が私のつよみなのかな、となんとなく自分がつかめました。

飲み会、いってよかったな。

まだ、鏡の迷宮の中をさまよってはいます。
自分という人間が果たして会って数時間の人に解れるほど単純なものなのか。
それはそれで悲しいし。

でも、なんだか一筋の光明が射した気がします。
ちょっと、頑張ろうって思えた。

私の悪い癖は、すぐネガティブにもってきそうになること、
とも言われた。
驕らず、媚びず、ひねくれず。
そんな人間になりたいです。



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